冷え対策に最適な「防寒巻きスカート」とやさしい観点から生まれた「シニア向け巻きスカート」

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季節の変わり目の衣服調整は難しい

季節の変わり目には、衣服の調整に苦慮される方が多いのではないでしょうか。
特に夏場は、日中にエアコンの効いたオフィスで過ごすことが多く、薄着でいるために体が冷えてしまうことが考えられます。 また、春や秋の季節では、日中は快適に感じられても、日没後には急に寒さを感じることがあります。

このような変わりやすい気候の中では、適切な衣服の調整が難しく、予期せぬ冷えを体感することが少なくありません。

このような時期には、体調不良を引き起こすことが多くなります。
体調不良にはさまざまな症状があり、具体的には「冷え」「肩こり」「疲労感」「便秘」「腰痛」「手足のむくみ」などが挙げられます。
例えば、退勤時に「脚がむくんでいるかもしれない」「体に触れると冷たい」と感じることがあれば、少し心配になるかもしれません。

防寒巻きスカートのすすめ

冷え対策においておすすめするのが「防寒巻きスカート」です。
一般的に、衣服を一枚着用することで体感温度が約1度上昇するとされています。
素材や形状によって保温効果は異なりますが、基本的には＋1度の温かさを実感していただけることでしょう。

冬場におすすめの素材

冬場には、室内で使用する場合にはウール混やフリースを、室外では表面がポリエステル、裏面にボアやフリースなどの素材をおすすめします。これにはいくつかの理由があります。

ウール混の特徴

ウールは優れた保温性を持ち、体温を逃がさずに温かさを保持する効果があります。
また、ウール混素材は軽量で通気性にも優れ、室内での快適さを保ちながら必要に応じて調整が可能です。

フリースの利点

フリースは軽量かつ柔らかく、動きやすさを提供します。
さらに速乾性に優れており、汗をかいてもすぐに乾くため、快適な着用感を得られます。
特に寒い季節には重ね着として活用することで、体温を効果的に保持できます。

ポリエステルの特性

室外用として推奨されるポリエステル素材は、耐風性や耐水性に優れています。
これにより、冷たい風や雪から身を守ることができ、安心して外出できます。

ボアやフリースの裏地

裏面にボアやフリースが施された巻きスカートは、肌触りが良く、さらなる保温効果を発揮します。
これにより、寒い冬の日でも快適に過ごすことができ、体をしっかりと包み込んでくれます。

これらの素材はそれぞれに特性があり、使用シーンに応じて最適な選択ができるため、寒い冬の必需品としておすすめです。

夏場におすすめの素材

意外にも、真夏の冷え対策にはウール素材が最適です。
ウールは高機能な天然繊維であり、保温性・保湿性に優れている一方で、熱がこもりすぎた際には熱を放出する性能も備えています。
そのため、蒸れが気になる夏場でも快適にご使用いただけます。

巻きスカート留め釦について

当社の巻きスカートには、ボタン仕様が2種類ございます。

丸ボタン＋面テープ調節タイプ

外側の留め釦は一つで、内側の面テープで調整が可能なタイプです。
面テープにおける調整幅は約８ｃｍ程です。

スナップボタンタイプ

スナップボタンタイプは、合計8個のボタンで調整可能です。
寒い屋外でも簡単に着脱できる設計となっております。

特殊タイプ

特殊タイプの巻きスカートは、ボレロとしても着用可能です。
袖口にはスナップボタンが配置されており、ボレロ形状に変化させることができます。

この様に弊社は昔から防寒対策として巻きスカートを提供し続けておりました。
そんなある日１件のお電話を基に、全く別の角度の商品として『巻きスカート』が生まれました。

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シニア向け巻きスカート商品誕生秘話

開発のきっかけ

お客様のお声：何故シニア向け巻きスカートなのか

お客様からのご要望に基づき、なぜシニア向け巻きスカートが必要なのかを考えることになりました。
衣服を簡単に着脱できることは、日常の動作を軽減することに繋がります。
元々、弊社は防寒対策用の巻きスカートしか製造しておりませんでしたが、シニア層のニーズに応える必要性を感じました。

夏になると「夏用の巻きスカートはないのか」という問い合わせをいただくことがあり、その際にウールが夏でもおすすめであることをお伝えしていました。
ある日、同様の問い合わせを受け、お客様から「なぜ夏向けの巻きスカートが欲しいのか」を伺う機会がありました。

「着用するのは母なんです。
冬用の巻きスカートをずっと普段着としてつかっているんですね。 それは母の握力が低下してしまって、引っ張り上げるのが大変だからスカートなんです。
また膝も悪くて、足をあげるのも中々辛い母です。
私が服を着る時に介助するんですが、スカートも跨がないといけない。
その点巻きスカートは穿かせるのも楽で、そんな理由でずっと穿いています。」

検索結果の考察

日々、どのような検索ワードで訪問されているかを確認しており、その中に「巻きスカート」というワードがほぼ毎日見受けられます。
防寒具が必要になる時期だけでなく、通年で検索されており、夏場は冷房対策としての販促を行っていました。

「夏でも穿ける巻きスカートはありますか？」といった質問に対し、冷房対策の防寒着ではなく、日常着としての巻きスカートを探されていることに気づきました。
それは単なるファッションアイテムとしての需要かと捉えていた部分もありましたが、今回のヒントである「握力が弱いから」という理由に納得しました。

生地・型選び

一年中穿ける生地で、シニア層の好む色を考慮し、薄すぎず厚すぎない素材を選びました。
特に夏場に穿いても不快感がないものを探し、サンプル生地を多数確認しながら「これかな？」と感じたものをいくつかサンプルとして作成しました。
型は防寒用の巻きスカートと同じ長さで作成しましたが、日常着としては長すぎることに気づきました。そこで、弊社のシニアスカートと同程度の長さに変更しました。
最終的には、裏地を施し、形状が巻くタイプになった点以外は、通常のスカートと変わらない商品が完成しました。