綿・綿混素材特集

もっとも生産量の多い天然素材「綿」

春のやわらかなイメージにぴったりの綿素材。
柔らかな肌着、しっかりとしたデニム、シルクのような光沢 を持つブラウスまで その風合いは様々です。
本日は、綿素材の特徴についてお話ししたいと思います。

綿素材の特徴

綿はワタから採れる植物性繊維です。
ワタはアオイ科の植物で、夏にムクゲやフヨウに似たクリーム色の花を咲かせます。
品種によっては白やピンク、花の中心が濃いピンクのものもあります。
白くふわふわとした綿花は、種子を守るためにある実の中の繊維のことです。
秋には熟した実がはじけ、中の綿花が見えるようになります。

綿でも異なる様々な特徴

綿は繊維の長さ、糸の太さ、織り方よって生地に様々な特徴が出ます。

長繊維と短繊維

繊維の長さは 短いものを短繊維、長いものを長繊維と呼び分けます。
短繊維で作られた糸は少し毛羽がありふっくらと柔らかいです。
長繊維で作られた糸は滑らかで光沢があります。

糸の太さは番手

糸の太さは 番手(ばんて。糸の太さを表す単位)で示されます。
数字が大きいほど糸が細くなり、透け感のある薄く柔らかい生地になります。

3つに分けられる織物組織

織り方は 織物組織によって大きく3つに分けられます。

平織

平織は 丈夫で摩擦に強いです。
たて糸とよこ糸を交互に浮き沈みさせて織られます。
ハンカチ、シャツ、ガーゼなどに使われます。

綾織

綾織は 柔らかく伸縮性がありシワになりにくいです。
たて 糸が2本または3本のよこ糸の上を 通ったあと1本のよこ糸の下くぐって織られます。
デニムなどに使われます。

繻子織(しゅすおり)

繻子織(しゅすおり)は 綾織よりも柔らかく滑らかで光沢が強いです。
たてよこ5本以上の糸から作られ、たて糸が4本のよこ糸の上を通ったあと1本のよこ糸の下をくぐって織られます。
ドレスや裏地などに使われます。

綿素材の長所

肌触りが良く、通気性、吸湿性に優れている
染色しやすく発色が良い丈夫で熱に強いのでアイロンがしやすい
静電気の発生がほとんどない

綿素材の短所

シワになりやすい洗濯で縮むことがある
型崩れする
直射日光に当て続けると、黄ばんだりすることがある
カビが生えることがある

綿素材の特徴まとめ

最後に綿素材の特徴をまとめます。
繊維の長さ、糸の太さ、織り方よって様々な特徴を持つ綿素材。
丈夫さや柔らかさなど使いどころにあわせて生地を選べます。
シワ、縮みが起こりやすいため洗濯後の干し方に注意が必要です。
よくシワを伸ばして風通しの良い日陰に干したり、洗濯表示にあった温度でアイロンをかけましょう。

参考 繊維基礎講座一般社団法人
日本繊維技術士センター綿花(コットンフラワー)とは?
綿花の育て方や特徴、使い方ドライフラワーの作り方まで綿(コットン)ってどんな生地?生地の特徴を解説nunokoto fabric

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