ポリエステル

日常使いに最適なポリエステル

ポリエステルは、三大合繊の一つで化学繊維の中で最も生産量の多い繊維です。
ほかの繊維とも馴染みやすいので、様々な繊維と混合されてることが多いです。
昭和16年に英国のICI社が発表したポリエステルは、昭和32年に日本にやってきました。
同年に東レと帝人が「テトロン」のブランドで生産を開始しました。


ポリエステルの長所

速乾性にすぐれている。
張りとコシがあるためシワになり難い。
品質バランスが良好。
洗濯性に優れている。
アルカリ減量によりソフト化により柔らかい風合いも可能。

ポリエステルの短所

静電気が発生しやすい。
低染色性。
耐摩耗性が低い。
ストレッチ性が低い。

【知っトク】化学繊維の原料製造系統

化学繊維は大きく分けて合成繊維・半合成繊維・再生繊維の3つに分類されます。

合成繊維

合成繊維は、石油原料の化学合成物質から作られた繊維です。
化学繊維の中で生産量・種類共に最も多く、代表的なものに「ポリエステル」「アクリル」「ナイロン」があります。
この3つの素材を三大合繊と呼びます。

半合成繊維

半合成繊維はセルロースやたんぱく質のような天然に存在する高分子に薬品を加えて作った繊維です。
代表的なものに「アセテート」があります。
アセテートはパルプに酢酸を加えたものを加熱し、吸気中に吐出させ溶媒の蒸発で繊維化したものです。
熱可塑性に優れ、タバコのフィルターなどに使われたりします。
アセテートよりも耐熱性に優れている繊維に「トリアセテート」があります。
こちらはアセテートより酢酸が多く結びついた繊維で、アセテートよりは吸湿性が低くなります。

再生繊維

再生繊維はコットンリンターに含まれているセルロースを一度薬品に溶かし、繊維に再生する為再生繊維と呼ばれます。
コットンリンターとは綿花を採取した後の種子に残る繊維原料のことです。
綿花を採取した後の種子の表面に付いて残っている、長さ2~6ミリの毛羽状繊維です。
代表的なものにレーヨンや、キュプラなどがあります。

参考
FBプロフェッショナルの道 繊維素材編 2010年11月19日発行 | 繊研新聞
《FB用語解説》コットンリンター 綿花を採取した後の種子に残る繊維原料 | 繊研新聞
繊維基礎講座 一般社団法人 | 日本繊維技術士センター
出所
日本化学繊維協会

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